天使の歌

「只今。セティ、気分は どう?」

宿に戻り、自分達が借りた部屋のドアを開ける。

部屋の電気は、付いたままだった。

「……セティ?」

やっぱり疲れたと言うのは、嘘だったのだろうか。

そう思い、部屋を見渡す。

其処で目に入った光景を見て、キュティは驚愕に目を見開いた。

「セティ!?」

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