【完】妹かコイビトか

「あ、そうだ。ちょっと待ってて。」


琉依は何か思い出したのか、鞄の中をあさりだした。


「はい、コレ。」


渡されたのは、空になった弁当箱だ。


「あ、全部食べてくれたのか。ありがとな。」


本当に、ごはん1粒すら残っていなかった。
これは弁当作った俺にとって、めちゃくちゃ嬉しいことだ。

琉依は今日のあのハモりまくり事件の後、「しょうがないわね。食材がもったいなかいから食べてあげる。感謝しなさい。」と上から目線で言いながらしぶしぶ受け取ってくれた。

全部残さずに食べてくれて、本当に感謝感激だな。

< 165 / 197 >

この作品をシェア

pagetop