吸血鬼と歌姫と


「美玲、好きだ...愛してる。」


そっと私を抱き寄せるルキ。


パサっと花束が落ちてしまった。



「あーあ...
ルキのせいで落ちちゃった。」


花束を拾おうとしたが、ルキが私を離してくれない。


「美玲は??」


知っているくせに、ズルい吸血鬼だ。



「...大好き。」


満足そうに彼は笑って、2度目のkissをした。


やっぱり...
最愛の人とのkissは苦しいものだった。
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