転校生のカノジョのヒミツ

「べつに。」

まぁ、こんな俺でもテストがいいと便利でかまってくる奴はいる。

まぁ俺話すとそんなに怖くないしな。

だから担任・・・怖がらないでくれ。

お願いだから。

「ふーん。まぁ美人はいいよな。」

確かに美人はいいが・・・

でも違う。俺はただ、・・・ただ・・・成績が欲しいだけだ。

だって卒業が危ないんだぜ?

ヤバくね??

「ねぇ、林田くん。」

「ん??」

一方さんが、肩にトントンしてきた。

「・・・なっなななに???」

いや・・・、

美人がいきなり顔近づけて話しかけたらびっくりするよな。

「・・・よろしく。」

・・・?あれさっき話したよな?

「さっき言ってくれたのに言わなかったから。」

「あぁ、大丈夫だよ。」

え?美人で天然なの?まさかの・・・??

微妙に顔赤いし。

え?緊張してるの??

やばい。これはやばい。
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