学校の地味子はアイドル【完】



ん?なんか大倉結城があたしのほうに迫ってきてません?
え?え?ちょっとまって!女子の視線が怖いからこないでぇぇ(涙)


「首に跡残ったな、ごめん」


大倉結城はあたしにそう言ってあたしの髪をどかして首をみた。


髪、髪触られてません!?ちょ、やめろぉぉ〜


「「キャアーーーーー」」

「どういうこと!?地味子と結城くんってどういう関係!?」


「わけわかんない!!」


「あの、やめてもらえません?女子の視線が痛いから」


「いいじゃん別に」


よくないから!はやく教室行け〜!ただでさえあんたのことあんまり好きじゃないのに!




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