heart and cold~私には貴方だけ~【完】
気にしてないように涼しい顔をしながら、門をくぐっていく。
「さくら…いつもごめんね…先行ってて」
耳打ちしてあたしは早歩きで進む。
さくらは“いいよ!わかった”とあたしの背中に静かに返事した。
「おはよう夏目さん!」
最初に気づいた田中さん
「おはようございます。田中さん」
微笑みながら返し、さり気なく名前を言う。
「おはよう!」
「おはようございます」
「おはよー」
「おはようございます」