heart and cold~私には貴方だけ~【完】
璃花の家の一戸前の家にさしかかったとき
案の定璃花が出てきた。
すごく沈んだ顔をしているように見える…
その顔、俺がさせたんだよな。
胸がギュッと締め付けられるのを堪えながら隠れる。
気づいていないようでよかった。
そのまま後ろから、端から見ても変じゃないように、絶妙な璃花の視界に入らない位置をキープして登校した。
クラス分け表の前に行くと、璃花はキョロキョロして突然硬直した。
視線の先には…
俺の名前があった。
どうやら同じクラスらしい。
俺的にはよくても、璃花的には駄目だよな…
でも、姉ちゃんが教えてくれたことがあるから、こんなことで挫けたりはしない。