heart and cold~私には貴方だけ~【完】





カチャン…



静かに玄関のドアを閉めて、鍵をかける。



お母さんが起きるまでには戻ろう。



学校に行く準備もあるし。



そんなことを考えながら、近くの公園を目指して歩き出す。



春の肌寒い空気が、寝起きのぽかぽかした体に心地よく当たる。



なんて素敵な朝だろうか…





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