勇者34歳
「とりあえず、マイルが持ってきた問題をどう片付けていくかだな。」
「そうねぇ。」
宿屋の部屋にあった備え付けのコーヒーをすすりながら考える。
コーヒーは何故か勝手にマイルが淹れていた。
「ちょっとちょっとぽこさん、国軍のやつは早めに頼みますよ!」
「うんわかってるって。」
国軍に睨まれると旅しづらくなるし
優先順位を上げざるをえない。
「やっぱり国軍の依頼が先で、あとはイルル絡みだし優先順位下げるかなぁ。」
イルル絡みは、
身から出た錆ってところもあるし…。
「全く手を打たずってのもマズイかと。」
「国軍のお偉いさんの子とかどうしようもないだろ。」
「そのとおりかもしれないんだけど、理由もなく喧嘩するトシでもないし。」
イルルを年齢で判断できるとは思えないが
ナターシャさんが言うのなら
そうなのかもしれない。
俺はあのブラック企業に入社してからのイルルしか知らないしな。
「そうねぇ。」
宿屋の部屋にあった備え付けのコーヒーをすすりながら考える。
コーヒーは何故か勝手にマイルが淹れていた。
「ちょっとちょっとぽこさん、国軍のやつは早めに頼みますよ!」
「うんわかってるって。」
国軍に睨まれると旅しづらくなるし
優先順位を上げざるをえない。
「やっぱり国軍の依頼が先で、あとはイルル絡みだし優先順位下げるかなぁ。」
イルル絡みは、
身から出た錆ってところもあるし…。
「全く手を打たずってのもマズイかと。」
「国軍のお偉いさんの子とかどうしようもないだろ。」
「そのとおりかもしれないんだけど、理由もなく喧嘩するトシでもないし。」
イルルを年齢で判断できるとは思えないが
ナターシャさんが言うのなら
そうなのかもしれない。
俺はあのブラック企業に入社してからのイルルしか知らないしな。