奏でる場所~SecretMelody~
…ごめんっ…。



…ごめんなぁ…



俺は、その場に崩れおちる。



頬に何か温かいものが流れた。



…好きや…



…好きや…



俺も、奏が大好きやっ…



こんなにも、大好きやのに…



気持ち伝えたいのに



…出来ない…



俺も、お前の側でずっとずっと、笑顔でいたいのに…



守りたいのに…



出来ひんねんや…



神様は、なんて酷いんやろ。



こんなにっ…



言葉に出来ないほど愛してるのに…




なんでっっ…



「う…うぅ…」



俺…なんでっ…



なんで、こんな体なん?




なぁっ?



こんな体じゃなかったら…



こんな顔じゃなかったら…



好きな人1人ぐらい守れたのにっ…



なんで、こんな体に生まれたんよぉぉー…



…奏…



…奏っっ



ずっと側に居てほしいんや…



俺と一緒にいて欲しいんや…



こんなに想っているに…



なんで、この気持ち、届かんの…?



届けられへんの…?



いつまで、俺は…



気持ちを殺し続けなあかんねん…



なぁ…



誰か教えてや…



何で…っ



奏ぇ…



ごめんなぁ…



ごめん…



気持ち受け取られへんくて…



「あぁぁああぁあ――――っ…」



…っ



ごめん――――――。
< 170 / 233 >

この作品をシェア

pagetop