奏でる場所~SecretMelody~
ずっとずっと殺し続けていたこの想い。



君に伝えたかったこの想い。



奏に、ちゃんと届いたかな…?



もう奏の気持ちが変わっていしまっていたとしても、俺は何も気にせーへん。



全部俺が悪いんやから。



…宙、ありがとうな。



宙の言ってた通りや。



『考えを行動にうつすの!!



きっと、気持ちが晴れるから。



ほら、言ってこい、ハルくん!!!』



俺、行動にうつせてよかったわ。



今、動いてなかったら俺は後悔に埋もれていたと思う。



だから、気持ち勇気出して、伝えてよかった。



行動出来て良かった。



俺は後悔してないで。



奏の本当の想いを伝えた事を。



「陽輝…。」



「…。」



「…全力で…受け入れる!



奏の想いはこれから先ずーっと変わらないよ。



全て承知の上で陽輝に気持ちを伝えたんだもん。



…奏を好きになってくれて、ありがとう。



奏も陽輝が、大好きだ!」



奏の言葉に俺の体が勝手に動く。



そっと優しく…でも、心から強く奏を抱きしめた。



「ありがとう…ごめんな、俺、気付くの遅くて…



奏を悲しませて…



ごめん…」



ギュウっと力が手にこもる。



「いいんだ…。



ははっ




今、奏…すっごい幸せだ…



すっごくすっごく…



陽輝と出会っただけでも、奇跡なのに…



今、両想いだぞ?



2人の気持ちが通じ合ったんだぞ…?



…うぅ…



奏は…



しあわせ者だよぉぉー…。」



…奏



奏っっ



ありがとう…




ありがとうっ



俺と出会ってくれて…



俺の事想ってくれて…



受け入れてくれて…



「俺の方が、幸せものやっ!!」









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