アンブレラ☂

「もう無理だよ…。私、高校行けない。」



ガチでヘコむよ…。


0点取るのが難しいなんて…。



「大丈夫っ!!後、1年あるし頑張ろ♪ねっ?」


「芽生紅…。」


「私が教える!!最後まで付き合うからっ!!」


「あっ…ありがとう~。」



私は芽生紅にぎゅっと抱きついた。


芽生紅はニコっと笑った。


そして、優しく抱き締め返してくれた。



こうして私は毎日、芽生紅の家に

通う日々を繰り返していた。
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