籠の中
 窓を開けた。空気が美味しかった。こんな清々しい朝は何年ぶり、いや何十年ぶりだろう。
 僕は孤独の扉を何度開いたかはわからない。狭い籠の中に閉じ込められ、もがいた。でもいずれは出なければいけない。
 空には小鳥が飛んでいた。自由に。そう、あの小鳥のように自由に。
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