初恋
「家、どこ?」
「すぐ近くです」
彼は私を家まで送ってくれた
「ごちそうさまでした」
私は頭を下げた
「いいって、また一緒に食べよ」
「いいんですか?」
「うん、楽しかったし」
楽しかった・・・・か
「私も楽しかったです」
「なら良かった、俺だけが楽しんでんじゃねえかなあって思ってたから」
「そんな・・・」
「・・じゃあ」
「じゃあ」
彼は私の家の前を後にした
彼が見えなくなるまで私は見ていた
ずっと・・・ずっと
彼が遠くなっていく