初恋
「あっ彰子?」
春海が私を見て言った
嫌だ・・・こんなの嫌だよ
私は急いでバイト先へ入った
尚紀・・・気づいてよ・・・
春海の方が尚紀の事を知っている・・・・
それがとてつもなく嫌なの
「彰子?」
尚紀の声・・・
「あっ尚紀?ごめんね、急いでたからさ」
私は平然を装った
「それは良いんだけど、何か言いたい事あったら言えよ?」
「・・・別に言いたい事なんてないよ?」
「本当に?」
「・・・うん」
言えない自分が嫌だ
言いたいのに言えないよ