意地悪なあいつ(おまけ執筆完了)



『肝試し俺と組めよ』


『は、はい?駄目!私、椎苗と』


『うるせ。なんでも聞くんだろ』


一瞬で困った顔になる高城。

へっ、
ざまぁみろ。


『ほ、他のことにしない?なんでもするから』


なんでもするからって…


『お前さ、そんなこと言ったらほかのやつだったらヤられてるよ』


『へ?そんな意味じゃ…』


ほんとからかいがいがある。

俺は目の前の高城の髪の毛を触って


『じゃあどうすんの?今俺にヤられるか肝試しか』


そう言って髪の毛にキスをする。

これだけで
真っ赤になるなんて高城らしい。


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