闇と光 弍


「あぁ。ありがとな?」

そう言って笑った流星は、いつもの流星だった。

「流星も、離れて行かないでね?」

「当たり前だ、バカ」

「なっ!!バカは余計だし!」

私が少しムキになって返すと、流星は私の頭にポンと手を乗せて「約束な」そう言った。




この、約束も…守れなかった…。
傷つけてばっかで……ごめんね…。


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