小悪魔な彼女
期末試験が、あと一週間後に控えた日の朝に

【石川朱里は5/13日に出会い系で会った男とデート。】


と黒板に大きく書かれていた。


朱里は、机の上でうつ向いて震えている。

教室中が、ザワザワ騒がしくなっていた。


マジかよ?ありえない
ウソか?本当かもよ

容赦の無いクラスメートの声が飛び交う中でそれを切り裂くように心愛が黒板に向かって走って文字を乱暴に消した。


そして、教卓に両手を置いて教室中のクラスメートを睨んだ。



「蓮川君!朱里と5/13日に駅前でお茶してたよね?」


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