<TABOO>神様の言う通り…
私が何を思っているか知らないで。


夜間で学び続けた貴方は見事受かり

残念だったけど
私は一年遅れでようやく受かった…


すっかり日がくれてから始めた
桜もお祝いするように舞い散る中での二人だけの打ち上げ…


『事務から始めて
ノウハウを覚えてもらって一緒に事務所やらないか?

クライアントは親父のも引き継げるし

この一年馬のように仕事をこなして評判もあがってきた。
今は.客が客を呼んできてくれるような感じだ…』


こ、これは唐突な
プロポーズ…
思ってたよりはやかった


どんなに疲れていても女を捨てず

勉強を見てもらう
という名目で
あなたを自分のテリトリーの中に誘い込み
リラックスモードで
狙って見せる色気。


落とした…。
努力は裏切らない


専門学校で出会った超優良物件.
私が見落とすはずないもの…。


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