『愛してる』って囁いて。
「...う......」
時々、苦しそうな声を漏らしている怜。
大丈夫かな......。
私は冷やしたタオルを持って来ると、怜の頭にのせた。
怜...、こんなボロボロになるまで働いててくれてるんだね......。
「...ごめんなさい......」
よく分かんないけど、申し訳ない気持ちになって......
私は、この家にいていいのかな?
そんな事を思ってしまった────......。