カレ×カノ 契約!?
「うぅ・・・」
できれば、俺は後のことを選びたい。
だが、腕が一生使い物にならない。
腕が使えなければ、大体のことができなくなる。



「・・・・。」

選ぶ余地なんて、最初からないとでも言いたげな目で、
そいつは、俺を見ている。


「あのぉ、早く決めてくれませんか?
さもないと・・・。」

バキッ

ひぃ!!もう、これは・・・。



「・・ます。認めますから、腕を治してください!!」
俺は、過去の自分の意見を全部 無視して
そう、叫んだのだった。

そして、その言葉を聞いた黒野アリスは満面の笑みで、
「そう言ってくださると思ってましたわ。」
と言った。

そして、
二度目となるキスをした。
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