狂気と安らぎの狭間で
あたしを殴って気が晴れたのか、唾を吐き捨てて部屋を出て行った。


静かになった部屋の外で響く足音。


その音にホッとして、そっと目を閉じた。



「大丈夫?」


耳元で聞こえる優しい声に頷くと、大きな温かい手があたしの頬を包んだ。


優しい優しいお隣りさん。


赤くなっているであろうあたしの頬にそっとキスをくれる。


それだけで、全身に甘い痺れが貫いていく。


この時間が一番好き。



だからあたしは、


アナタの為に殴られる。
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