約束の空【完】
「…ぷっ」
先生が噴出した。
「す…すいませんっ」
俯き謝ると
「いや、ごめんごめん。お前があまりにも可愛かったからさ、ついな」
“ごめんな?”
って、あたしの目の高さまで合わせてくれて謝ってくれた。
ついでに右手はあたしの頭の上に置いて…。
―ドキンッ―
なぜかあたしの心臓が少し跳ねた。
これはなんなんだろう…?
あ、分かった!
あたしは自分の答えに納得した。
“海くん以外の人にされたからだ!”
と…。