Love Songを君に【Ansyalシリーズ TAKA編】
「唯ちゃん?
どうかした?
また熱でも出てきた?」
彼の手がゆっくりとおでこに
伸びてくる。
「大丈夫じゃん。
ほらっ、送ってくから」
彼はこう言うと
レディーファーストをするかのように
優しく病室からエスコートしてくれた。
その時間は甘くて心地よい。
だけどその時間には
溺れられない。
穢された私には
もう誰かを
愛する資格はない。
愛して貰う資格も。