輝く光の中で
万梨阿の事は、気になるが、何か問題が起きれば、言ってくるだろう。

と、万梨阿を信じるしか今は、出来ない・・・・。

ため息が出てくる・・・・。

「智、どうしたの?さっきから呼んでいるのに・・・・」

「ごめん、今、ちょっと考え事してたんだ。悪かったなーチュ」

「なら、いいのよ!さぁー食べましょ!」

本当に、嫌なことがあっても、莉那の笑顔に触れると、安心する。

莉那は、気が強いが、姉御肌で、人には優しい。

そんな気の強い所も、俺は、好きで、いつも莉那をからかったり
虐めたりしながら、楽しんでいる・・・。

でも、ちゃんと十分に甘やかしてますよ!もーメロメロに!

だから、莉那は、絶対に手放せないのさ!!

万梨阿が、卒業したら、九条の後継者の件は、公になる。

その時、莉那との婚約も同時発表し、翌年には結婚する
事になっている。

さてさて、祖父たちの期待に応えられるよう、本社内の
掃除に取り掛かることにしよう!




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