ヤンキー先輩!
バイブレーション







『アユ、昨日あれからどこ行ってたのよ?』




次の日、学校に着くなりオケが心配そうな顔して聞いてきた。




「あー、なんか図書室で大富豪してた。」


『えっ!図書室?!・・・ていうか、あれから放課後までずっと?!』


「うん。ずっと。」



そう。昼休みに連れ出されてから結局放課後までずっとあいつらと大富豪してた私。



『と、図書室って、アユやっぱあの人たちと相当仲良いんだ?』


「え?別に。なんで?」


『って、アユ図書室のこと知らないの?!』


「知らない。」




そう言うと、オケはいつぞやのモナカやハンズみたいに驚いて呆れた顔をした。




『この学校の図書室って言えば、今や誰も本を読みになんて行かないの。二年前・・彼らが入学してからずっと。』



彼らとはもちろんヤンキー先輩たちのことだろう。



「なんで?あいつら居たって使えばいいじゃん。」



変なの。と言えばオケは言葉を続ける。





『それが彼らが入学した頃は今よりずっと荒れてて、誰かれかまわず気に入らない奴は病院送りだったらしいの。特に押谷雄星と青木太一。あの2人は相当ヤバかったみたい。』








青木太一・・・?










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