輝龍―崩壊篇―【完】
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輝龍倉庫で…
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「あぁっ!アイツ、しばらく倉庫来ねぇってよ…」




「まじかよっ…アイツ電源切ってやがる…」




慧と俊は焦っていた。




倉庫内は異様な雰囲気が漂っていた。




「今が一番やべぇのに…」




「実家に連絡つかねぇの?!」




総長不在、そして、昨日の姫の言葉も気になる。




なのに、一番頼りになる結衣が今はいない。




結衣を慕っている下の奴らが動揺するのも当然だった。





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