輝龍―崩壊篇―【完】





「チッ…クソッ…」




雑魚のくせに無駄に人数だけが多い。




龍陽はいつもと違い、俺の先を歩いていく。




バキッ




ガンッ





1人1人殺るのは時間がかかると踏んだ俺は、周りの奴を一気に回し蹴りで倒した。





そこで気づいたが、やっぱり組長たちは出て来ていない。




バカな組だ。




二人じゃ組長室まで辿り着かないと考えていないんだろう。




そんな甘い野郎は…




この世界には不必要なんだよ






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