初恋草
「ただいまぁー。」
俺は、大声でそう言ってやった。
すると、俺の兄、七咲 優と、女が急に慌てだした。
それにしても、馬鹿だよな、この女。
兄貴のどこがいいか、分かんねぇ。
確かに、顔立ちは整っていて、運動もできる。
けど、女癖が悪く特定の彼女を作ったことがない。
この女だって、絶対に兄貴に遊ばれてるだけだろ。
せっかくだし、そんな馬鹿な女の顔でも見てやろうか。
可哀想な、女の顔を・・・。
そして、俺はもう一度二人の方を見た。
すると、そこにいた女は・・・