初恋草

冬休みを直前にした、あの日。

私は、桃と一緒に帰ろうとしていた。




「ねぇ、桃。今日、帰りどっか遊びに行く?」

「おっ!!いいねぇ。どっか、行こっか。」

「うん。」

「じゃ、どこ行こっ・・・。」


っと、そこで二人の会話が途切れた。

それは、途中で俊が会話に入ってきたからだ。



「えっ!!お前ら、どっか行くの!?」

「うん、桃と・・・どっか行こっかーって、話を今ね。」

「あのさぁ・・・。」


珍しく、俊が気まずそうな顔をして言った。

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