龍牙
あたしは常に昼休みや授業の間は一人だった。

親友のりっちゃんは違うクラスだったから。


だいたい一人だとあたしは寝てたり本を読んだりしている…


そんな時、前後だったあたしに話しかけてきたのが琉斗だった。

『ねぇ、柊ちゃんっていつも本読んでたり、寝てたりするよねー!どんなの呼んでんの?』


琉斗から話かけてくれた。


『あ、長谷川さん…あたしは恋愛系の小説を読んでます…』

『長谷川さんだなんて他人みたいな言い方しないでよー!(笑) 琉斗って呼んでよ!なんか友達になった気分だろー!』


これが琉斗との初めての会話だった。
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