キミ座






「―――…ッ、」





何故だ、何故だろう。




暗闇の中に居るというのに、
さっきの少女のことが
気になってならないのだ。




それに、女の子が独りで
こんなところに来ていても
大丈夫なのか――――?







「って…何考えてんだ、俺。」








阿呆臭いのに、頭から離れない
あの少女の存在。






< 35 / 36 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop