イケメン御曹司とラブ甘同居
…なんだ?


俺はその甘い匂いにつられるように、キッチンに向かった。





「…はよ」

「あ、おはよ」


キッチンに着くと、実乃里がエプロンをつけて料理をしていた。




「…なにつくってんの?」

「ん?ケーキだよ」

「ケーキ!?」


この甘い匂いの正体は、ケーキか。




「今日はクリスマスでしょ?だからケーキでも作ろうかなって。あ、朝食はそこね」


カウンターのテーブルには、俺の朝食らしきものが用意されていた。
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