新選組~氷の心と太陽の愛~【完】
烏達のことをすっかり忘れていた桔梗たち






『あ!こういうことだから、
僕はここから離れる気はない!!!!』





そう言い放った桔梗に烏は
呆れの混じった声で言ったのだった





烏「わかりました・・・・・・・・・・・・

この烏、
桔梗様がそこまでおっしゃるというなら

この場から身を引きましょう。

そして、これからは、
あなた様の命になんでも従います」






烏はきっとこうなることが分かっていた





そして烏は、
少しこのことを嬉しく思っていたのだ







心のなくなった桔梗は、
烏も嫌だったのだろう






それを克服するために、
きっと、桔梗たちを、
一緒にいさせようと思ったのだ
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