花火~散る記憶~
「うぅ…!いいですっ、結構ですぅ…」
憎たらしいって思ってよ。
なんだこの女、バカじゃねーの?とか思ってよ…
安堂くんのバカ
バカバカバカ!…大好き
今の私って本当に最低だって誰もが思うよね。私自身だって思うもん。
――それでも…自分自身最低だって、悪者になったって、大好きな人がいるの。
本気なの―――。
高校生で、まだ何にも知らないって分かってるけど…分かってるけど
私この想いをどうしても、これっぽっちも消せないでいるの
それどころか増す一方。
「安堂くん」