ZAKURAN
もしこんなに丁寧に手入れされてなかったら、
植物のせいでこの小さな裏口が隠れてしまっていただろう。
私は早速中へと入り込む。
う…、狭い。
四つん這いになりながら、鼠でも出て来そうな暗い通路をズリズリと進んでいく。
しばらくして…
(あっ)
通路の下から正方形の扉とそこから差し込む光。
どうやら屋敷の中へと無事入り込めたようだった。
音を立てないよう、ガラスの扉をそっと開ける。
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