ZAKURAN
おいしそう…
そのテーブルを囲むようにして、一足早く会場に来ていた令嬢や子息が楽しそうに談笑している。
「り、陸人さんっ!!」
「ん、どうしました?睦月様。」
「令嬢って、私と同い年くらいの人たちもいるじゃないですか!?」
興奮して思わず陸人さんの袖を強く引っ張る。
そしてもう片方の手で屋敷内を指差した。
そう、
私の指差した方向には、自分と大して年の変わらない令嬢や子息の姿。
高校生なのだ。