ZAKURAN
誰もいない、1人ぼっちの世界。
それがきっと禁忌を犯した…私の罪の代償。
「……」
イヤな考えから逃げるように、残りの甘酸っぱいジュースを飲み干す。
お代わりでももらってこよっかな…
そう思い、歩き出そうとしたその時…
♪~♪~♪~…
「え。」
突然、会場内に音楽が流れ始める。
(え…何、何っ!?)
オーケストラ的な美しい旋律と共に、周りから男女が一組、また一組とホールの中心に歩いていく。