ZAKURAN



思わず涙が出そうになった。














怖かった…






急に秋月に迫られて怖かったのと、そこへ九条先輩が助けてくれたことへの安心感…。










九条先輩は、私の手をつかんでいた秋月の手を払いのけると




私の体を片手で強く抱きしめた。








まるで、秋月から自分を守ろうとするかのように…




















< 312 / 326 >

この作品をシェア

pagetop