あんたの隣はあたしだから
あたしの冬期合宿1


「寒っ!」


 
「おい。柚希。手袋貸してくれ」



「あんたねぇ!近くで寒いって言っているのになんで手袋貸さなきゃいけないのよっ!」



「俺さみーもん」 



「あたしだってそーじゃ!!」




日向と言い合いをしている。




時がすぎ、いつの間にか冬になっていた。




あたしたちの地域は、よく雪がふる。



今もちょっとだけ雪が降っている。




「おぉー!雪降ってるやん!」


そう言うと日向は、走り出して

空を見上げながら笑っている。




さっきまで寒いって言ってたじゃん?!




まぁ、そこがいいんだけど。




「明日には、積もるな」



「そーだね」



「柚希んちの家の前に雪だるま作っとくわ!


そんで、柚希来たら雪投げつけるからな!」




「ガキか…!てかひどいっ!めーわく」



二人で笑いあう。






やっぱり



好きだなぁ───……………。


















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