愛する眠り姫に目覚めのキスを





―――――――――――――――


どれくらい時間が経ったのだろう。







ただつばきの寝顔を見ていた俺は

携帯を開き、時間を確認する。





ディスプレイに表示された時刻は


【PM11:43】




どうやら3時間もつばきをみていたみたいだ。





俺たちに気遣ってか、

誰もこの部屋に入ってくることはなかった。




...何かみんなにも迷惑かけたな...




そう思いつばきを起こさないように

そっと部屋を出た。










「直紀くん!!」


部屋を開ければやっぱり姫野が飛びついてきた。




さっきまでならそのままにしていたけど、

つばきの“好き”と言った声が頭をよぎって



「姫野....ごめん」



姫野を俺から離した。





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