愛する眠り姫に目覚めのキスを




コクンと頷くつばきを確認して

2人で外に出た。








外に出て

後ろを付いてきたつばきの方を振り向き

速まっていく鼓動を落ち着かせてから口を開いた。








「つばき」



「は、はい...」






...ちゃんと..伝えるんだ....




勇気を振り絞って昨日話しかけてくれたつばきのように

俺も勇気を振り絞って言うよ....
















「―――好きだよ、つばき」





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