愛する眠り姫に目覚めのキスを






俺はつばきをそっと離すと

そんな姫野のところにしゃがんで目を合わせた。






それを見たみんなは口を閉ざした。






俺は優しく話し始めた。






「姫野。


お前がしたことは最低だ....



なんでわざわざ人から奪わなきゃいけない?」






「────.....った.....」




小さく呟く姫野




「......ん?」




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