甘い言葉に惑わされて


「でもま、なんかすっきりしたー。」

苦しみとかそう言う感じの気持ちが全部出ていくような感じがした。


「俺思ったんだけど、多分梅宮ってのお前のこと好きだと思うけどな。」

「は~?そりゃ仲良しだもん」

ふふんっと腕を組む。

「そう言う意味じゃなくて、あの彼女のことよりお前の方がアイツは好きなんじゃないかって話し。」

そう言って早く降りろっと急かされる。

バタンっ

「そりゃ100%ないねー!」

急いで聖のあとを追う。

「お前ってすぐ100%無理とか100%ないとか言うよな。お前の中では何%が最高だよ。」

トントントンっと軽やかに階段をのぼる。




  
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