永遠のあかいいと
枯れた花

「きったねぇな」

もう聞き慣れた。
別になんとも思わない
背後から聞こえる声に回りの目が私に集まる
なにかと目立つんだよね
なんでたろ。
幼い頃から全く変わらないこの環境
今ではもうすっかり慣れたけど
居心地が悪い

何もかも母親が悪いだ

どうして私を産んだのだろう

こんな汚い子を。





汚い
そう言われ続ける理由は一つ
私の体には外国の血が流れる
スペインとフィリピンの混血のハーフだから
たったそれだけなのに周りの目は厳しい
差別ってやつ。


友達からも友達の親からも
扱いはひどい
合同授業で隣のクラスの男の子が落としたシャーペンを拾ったら拒絶されたことがあった
授業参観の日なんかは、母親は他の親たちからつまはじきされ、廊下の隅から私の授業姿を見ていた

ハーフに産まれただけで何故こうも扱いが違うのだろう
同じ人間じゃない


心の中でいつもつぶやく。


こんな私を愛してくれる人はいるのかな

いるわけないか。
自分の醜さに笑いがこみあげてくる



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