地味子が恋をした
「ごちそうさん!」
箸を置くと一誠はテレビの前のソファーに、移動した。
美味しかったのかな?
不味かったかのかな?
どうせ聞いても
『不味い』しか言わないだろうけど・・・
残った女二人のあたしたちの会話と言えば!
そう 恋ばな
「桜子さんって彼氏は?」
「居るよ!」
「どんな人?」
「4つも年上だから 向こうが大人なんだよね
あたしのこと包んでくれてるというかぁー・・・」
思いっきりノロケられ すごく羨ましい気分になった。