お隣さん家のモテ男くん
「可愛くなったよ本当に」
「バカっ!そんな事好きな人だけに言ってよ!」
「俺はお前が好きだ」
「....え」
「幼馴染として。」
「...。」
期待した私が馬鹿だった。
何度も騙されてるのにいつも期待してしまう
「あーハイハイ。私も幼馴染としては好きだから。」
普段通りに振舞ってるけど
心は普段通りではない
痛い
「やっべ、もうこんな時間じゃん」
斗真が慌ててポケットからバイクの鍵を出す
「行くか!」
そういって私たちは家を出た。