キラキラ




また寂しそうに花菜は言う。




『嫌なこととこの気持ちも、流してくれそうだから』



ふと隣を見ると


髪や制服はびしょぬれの花菜の瞳が

潤んでるような気がした。




『……喧嘩、しちゃった…』







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