この恋は、絶対に秘密!
「ちゃんと君を愛してるから。もう同じ過ちは繰り返さない」



私を見下ろす情熱的な瞳と言葉が、胸の奥の奥まで熱くさせる。



「……信じてます」



今もこれからも、きっと私だけをその瞳に映してくれることを。


穏やかに微笑む彼の顔が近付くのを感じて、私は幸福感に包まれながらそっと目を閉じた。



初めて抱き合ったあの夜とは、私達の関係も気持ちもまったく違う。

熱い唇と指に翻弄されながらも、そこにある愛情を感じられるから。



「ん……あ、岬さ……」

「英司でいいよ」

「英司、さん……っ」



呼吸を荒げながら、果てしなくお互いを求め合う。

恥ずかしい声を何度もあげてしまう私は、汗ばむ彼の背中にしがみついて甘い刺激を受け止めていた。



密かな恋が、確かな愛に変わる。

その奇跡を起こしてくれたあなたに、最大級の感謝をしながら──。








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