この恋は、絶対に秘密!
英司さんと付き合うことになったと報告した時に、未来くんの話から『私も家庭教師お願いしてみようかな』と鈴音が言ったことがきっかけだ。
「へぇ~鈴音ちゃんが花嫁修行かぁ!でも未来くん、忙しいのによく引き受けたわね」
久々に母子水入らずでお茶をしている今日、未来くんが来なくなってかなり残念がっているお母さんに鈴音の話をした。
「なんかね、忙しい方が色々と気が紛れるからってOKしてくれたみたい」
「あぁ、瀬奈にフラれちゃった傷を早く癒やしたいわけね……可哀相な未来くん」
私はケーキを食べる手を止めて口の端を引きつらせた。
「そんなさめざめと言われると、私すごい悪人のような気が……」
お母さんが買ってきてくれた、この有名パティシエのガトーショコラが急に苦く感じてくる。けれど。
「へぇ~鈴音ちゃんが花嫁修行かぁ!でも未来くん、忙しいのによく引き受けたわね」
久々に母子水入らずでお茶をしている今日、未来くんが来なくなってかなり残念がっているお母さんに鈴音の話をした。
「なんかね、忙しい方が色々と気が紛れるからってOKしてくれたみたい」
「あぁ、瀬奈にフラれちゃった傷を早く癒やしたいわけね……可哀相な未来くん」
私はケーキを食べる手を止めて口の端を引きつらせた。
「そんなさめざめと言われると、私すごい悪人のような気が……」
お母さんが買ってきてくれた、この有名パティシエのガトーショコラが急に苦く感じてくる。けれど。